Fly Tying Classic Streamer 「Gray Ghost」
以前、チューブフライをエントリーした際にslow fishingのyunさんから
「グレイゴースト・カラーのチューブ・フライを是非巻いてみて下さい。」
とコメントを頂いたことがある。
なんでも雪代後の本流では、グレイゴーストで大きなニジマスが釣れるという話らしい。
その時、私はグレイゴースト自体巻いたこともなく、
ネットで検索したり、タイイングブックを見たりした。
完成したフライは数多く出てくるのだが、どんな風に巻くのか解らない部分も多く、
いずれStep-by-stepの載っている本でも手に入れようと頭の片隅に置いておいた。
先日、L.A.のフライショップに立ち寄った際に洋書のコーナーで
クラッシック・ストリーマのタイイングブックを見つけて中を見ると
「Gray Ghost」がのっていたので購入して来た。
先週末に早速参考にしてタイイングしたのがこのフライである。
フックは指定の8X Longが手に入らなかったのでちょっとショート気味。
ウイングの長さもフックゲープからカナリはみ出しすぎてしまったので、
ちょっとバランスが悪くなった。
BellyにはBucktailを使うのだが私はしなやかなgoat hairをチョイス。
どうしても最初はオーバードレッシングになってしまいます。(笑)
他にも応用が効きそうな裏技を公開します。
写真のようにタイイングの前に下ごしらえをします。
WingのGray saddle hackleをフックの長さに合わせて2枚用意します。
そしてShoulderのSilver-pheasant body featherをWingの幅に合わせてカットして、
Wing Glueを少し付けて(本当に少量)貼り合わせます。
CheekのJungle cockも同様に位置を決めて貼り合わせます。
これを左右ワンセット用意しておき、仕上げでスレッドで留めるだけ。
こうすることでフィニッシュのスレッドの巻き留めも少なく、
小さなカッコいいヘッドが可能になります。
それに貼り合わせているのでマテリアルのセンターも狂わないので
奇麗なフライができます。
もう一つ、完成すると外からは見えませんが、
ウイングの内側に chikabouをThroatとして取り付けるのですが、
これがあるために胴体の厚みが出て、小魚のように見せることが出来ます。
光にかざすとその部分は小魚の内蔵のようにも見えるんですね。
昔から伝わるクラッシックフライには学ぶべき点が多々あります。
Designed & tied by Lt_cahill
Hook: 7X-long streamer hook, #2
Tag: Flat silver tinsel.
Body: Orange silk floss.
Rib: Flat silver tinsel.
Belly: Peacock herl, white goat hair, and a Golden pheasant crest feather.
Throat: Coq de leon soft hackle with chikabou.
Under wing: Golden pheasant crest.
Wing: Gray saddle hackle.
Shoulders: Silver-pheasant body feather.
Cheeks: Jungle cock.
タイイング中の選曲アルバムは気持ちが落ち着く
SARAH BRIGHTMAN / サラ・ブライトマン
「EDEN」
http://www.toshiba-emi.co.jp/sarah-brightman/disco/tocp65163.htm
http://www.sarah-brightman.com/
「グレイゴースト・カラーのチューブ・フライを是非巻いてみて下さい。」
とコメントを頂いたことがある。
なんでも雪代後の本流では、グレイゴーストで大きなニジマスが釣れるという話らしい。
その時、私はグレイゴースト自体巻いたこともなく、
ネットで検索したり、タイイングブックを見たりした。
完成したフライは数多く出てくるのだが、どんな風に巻くのか解らない部分も多く、
いずれStep-by-stepの載っている本でも手に入れようと頭の片隅に置いておいた。
先日、L.A.のフライショップに立ち寄った際に洋書のコーナーで
クラッシック・ストリーマのタイイングブックを見つけて中を見ると
「Gray Ghost」がのっていたので購入して来た。
先週末に早速参考にしてタイイングしたのがこのフライである。
ウイングの長さもフックゲープからカナリはみ出しすぎてしまったので、
ちょっとバランスが悪くなった。
BellyにはBucktailを使うのだが私はしなやかなgoat hairをチョイス。
どうしても最初はオーバードレッシングになってしまいます。(笑)
他にも応用が効きそうな裏技を公開します。
WingのGray saddle hackleをフックの長さに合わせて2枚用意します。
そしてShoulderのSilver-pheasant body featherをWingの幅に合わせてカットして、
Wing Glueを少し付けて(本当に少量)貼り合わせます。
CheekのJungle cockも同様に位置を決めて貼り合わせます。
これを左右ワンセット用意しておき、仕上げでスレッドで留めるだけ。
こうすることでフィニッシュのスレッドの巻き留めも少なく、
小さなカッコいいヘッドが可能になります。
それに貼り合わせているのでマテリアルのセンターも狂わないので
奇麗なフライができます。
もう一つ、完成すると外からは見えませんが、
ウイングの内側に chikabouをThroatとして取り付けるのですが、
これがあるために胴体の厚みが出て、小魚のように見せることが出来ます。
光にかざすとその部分は小魚の内蔵のようにも見えるんですね。
昔から伝わるクラッシックフライには学ぶべき点が多々あります。
Designed & tied by Lt_cahill
Hook: 7X-long streamer hook, #2
Tag: Flat silver tinsel.
Body: Orange silk floss.
Rib: Flat silver tinsel.
Belly: Peacock herl, white goat hair, and a Golden pheasant crest feather.
Throat: Coq de leon soft hackle with chikabou.
Under wing: Golden pheasant crest.
Wing: Gray saddle hackle.
Shoulders: Silver-pheasant body feather.
Cheeks: Jungle cock.
タイイング中の選曲アルバムは気持ちが落ち着く
SARAH BRIGHTMAN / サラ・ブライトマン
「EDEN」
http://www.toshiba-emi.co.jp/sarah-brightman/disco/tocp65163.htm
http://www.sarah-brightman.com/
by Lt_cahill
| 2006-08-17 22:28
| Fly Tying