梅雨の晴れ間「群馬の渓流」
気持ちのいい快晴の日。
関越道を早朝走って群馬の渓流を目指します。
久々の釣にわくわくしながら9時頃から川に入り、
まずは#12のロイヤルウルフを結びスタート。
周りを見るとコカゲロウやメイフライが少ないながらも舞っています。
しかし、1時間の間に3度だけ流れから魚がフライ目がけて
躍り出たのですがフッキングしません。
魚がスレているのか、まだスイッチが入っていないのか
朝方の東北の地震の影響か?
活性が上がらない状況でフライを数多くチェンジしながら
その日のパターンを見つける手探りの時間が過ぎて行きます。
やっと一尾のヤマメがフッキングしてくれましたが、
季節的にはテレストリアルで楽勝かなと考えていたのは期待はずれで、
釣れたのは#18サイズのコカゲロウのイマージャーパターンでした。
この日は昨年ロシアのサーモンフィッシングに一緒に参加した
ウッチーさんと現地で落ち合い久々の釣です。
午後からは夏のような日差しの中、
川は緑の木々に覆われて気持ちのいい風が吹き抜けて行くという、
梅雨の合間の最高の釣日和。
大型のメイフライもハッチしだして時折ライズも見受けられる状況になり
プールでフライをプレゼンテーションすると大きな魚が飛び出しました。
最初はタイミングが合わず食べ損ない、
2度目はカカリが浅く銜えきれず。
やる気満々の魚だったので間を置きフライを交換して、
ドラッグのかからない位置に移動して再びキャストすると、
そいつはフライ目がけてまたもや飛び出してくれ
今度は完全にフッキング!
バーブレスフックが外れないように、
そしてラインのテンションが緩まないように強引にランディング。
ネットには見るからに尺はある体腔のあるヤマメが収まっていました。
カメラの準備をしてさあ撮影しょうという時に、
そいつは温存していた体力を使って暴れてネットから飛び出しました。
フッキングしているから大丈夫だと思っていたら、
なんとフライが口から外れていたので
写真を一枚も取れずに逃げられてしまったのです。
(信じてもらえないかもしれませんが、事実です!笑)
その後は釣れるのですが、残念ながら尺に届かないヤマメばかり。
夕方にたどり着いたプールを眺めていると数尾の魚が
クルージングしているのが見えます。
水中にいるのと、自分からの距離からして
およそ30〜40cmほどのサイズが5尾。
いままで使っていた7Xのティペットを新しい6Xに接続し直し、
フライも#18コカゲロウのイマージャーパターンを結んでキャスト。
ちゃんとドライフライを見つけて鼻先でつついて食べようか迷っている!
「食え!食え!」と心臓バクバクで興奮しながら口走ります。
しかし手前の早い流れにラインがすぐに流されてドラッグがかかり、
見切られたりと上手く行きません。
結局、フライも色々なパターンを駆使して1時間あまり、
相手にしてもらえず数尾は水中深くに隠れてしまいました。
次回、リベンジです。
by Lt_cahill
| 2008-06-15 21:33
| Fishing Report