カテゴリ:アメリカ釣行( 18 )

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.11(最終回)

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今回のイースタン・シエラ・ネバダの釣りを振り返ると、
私の到着した7月19日の数日前からカリフォルニアには
熱波が襲いかかり死者も出る暑さでした。
2000メートルを超える場所でも連日40度を超え、
雷雲が発生し落雷や竜巻、雨まじりの天気と
山々に残っていた残雪が溶け出して、
川の水位も上昇と、例年にない異常気象だったのです。
写真はイースト・ウォーカーの釣りの帰りに見えた不思議な虹の雲。
こんな現象も異常気象のせいかもしれません。

出発前にはドライフライのマッチ・ザ・ハッチで相当数釣れると予想されましたが、
水位の上昇によりBWOのハッチは散発でイブニングライズも少なかったのでした。
そんな訳で今回はウェット7割、ドライ2割。ストリーマ、ニンフ1割の釣りになりました。
(ちょっと大物狙いが見え見えの選択ですが)
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釣りの出来る期間は3.5日。その短い期間でなんとか大物に出会いたいと
思っていましたが、残念ながら予想を下回る結果となってしまいました。
毎日、奇麗なトラウトの顔が見れたのと、
広大でアメリカらしい風景の中でロッドが振れたこと、
いろいろな種類の川で釣りが出来たことはいい経験になり、勉強になりました。
中でも日本でやってるウェットの釣りがアメリカで十分通用したのが収穫でした。

今回の経験を活かしてタックルのシステムの組み方、
フライの選択、アプローチの仕方、などまた機会があれば工夫して
チャレンジしてみたいと思っています。

そして、何よりも今回の釣りをコーディネートしてくださった
L.A.のgoldentroutjpさんと、NewYorkのkunitaさんという、
かけがえのない友人が出来たことが生涯忘れることのできない思い出になりました。
私のブログを見に来てくださる皆さんを始め、
釣りという共通の趣味で年齢や性別を越えて友人になれるすばらしさ。
ブログをやっていて本当によかったなと思います。
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先週、日本の渓流で繊細な岩魚や山女の釣りがしたくなり、
午後1時に出発して高速道路を2時間走り
たどり着いた渓流を釣り上がりました。
この川では数年前に小さいながらもいい釣りができ、
尺ものが釣れたこともあったのですが…、
数時間かけても魚の気配が感じられません。
悲しいかな足下を走ったり、ライズしたり、
フライを見に来たりが一回も無いまま終了しました。
この区間には他の釣り人は見かけませんでしたので、
きっと全て抜かれてしまったのでしょう。

東京から日帰りのできる釣り場はどこも、この時期は魚が居なくなります。
アメリカでは連日あんなに釣り人が押し掛けてもワイルドトラウトが釣れたので、
つい比較してしまいますが、
レギュレーションとマナーがちゃんと守られているから
いつ行っても釣りが楽しめていると感心しました。
それに日本のように川にタバコの吸い殻、コンビニの袋、
空き缶などゴミが落ちていなかったことも驚きでした。

キャッチ&リリースの川が日本の川でも増えています。
しかし放流するだけの管理釣り場的なものが多いのも事実です。
偉そうなことは言えませんが、釣りきらずに自然に再生産するような
河川が将来増えて行けば河川の環境は改善されていくのではないでしょうか。

日本の渓流で30〜40cmの岩魚や山女が
いつ行っても釣れるような環境になることを願って
今回の釣行記を終了します。
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by Lt_cahill | 2006-08-09 21:37 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.10(おまけ)

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今日のエントリーはEAST WORKER RIVERでのスケッチ。
この川には2回行ったのですが、大物狙いのアメリカンフィッシャーが
毎日数十人入れ替わり立ち代わりで釣りにきていました。
その半数がTシャツにショートパンツ、ベスト着用というお手軽フィッシャー。
私がモスキートに襲われて逃げ回っている時も
この姿で釣りをしておりました。
モスキートに刺されない体質なのか、不思議でした。(笑)

それに今回見かけたアメリカのフィッシャーの9割の人が
イラストのようなシステムで釣っているのです。
とにかくでかいヤーンのインジケータ。
これ20メートル離れた場所からでもよく見えるんです。
アタリをとるには繊細さに欠けると思うのですが?
どうなんですかね。

そして、ダブルニンフのシステムで自分のロッドの長さ分だけ何度も流す訳。
見てるとあら不思議!結構釣れるんです。
地元のガイドも勧めるアメリカンなシステム。
わたしも思わずショップに寄ってこのでかインジケータを数個買ってきました。
今度試してみよ〜っと!
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by Lt_cahill | 2006-08-08 19:14 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.9

7月23日
今日は釣行の最終日。
みんなで話し合って最終日はどこで釣ろうかということになった。
L.A.に夜の8時から9時には帰りたかったので、
午後3時までが釣のできるタイムリミット。

確実に釣るならHot Creekが有望かなと思われましたが、
他の釣り場は無いのか皆さんにお伺いすると、
San Joaquin RiverとUpper Owens Riverの2河川が候補に上がりました.
サンフォアキンは今だ雪代による増水で釣が難しいらしいので却下。
アッパー・オーエンズ・リバーは一面の牧草地帯なので、
晴れると気温が上昇するのと、牛の糞尿の匂いがすごいらしい。

最終日だったのでここでも私のわがままを聞き入れてもらい、
kunitaさんとアッパー・オーエンズ・リバーに、
goldentroutjpさんご夫妻はHot Creekへと向かいました。
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アッパー・オーエンズ・リバーはHot Creekと同じくCrowley Lakeに流れ込む川で、
広大な牧草地をくねくねと蛇行を繰り返す川です。
釣のできる最上流部を目指して走りますが、途中、写真のようなゲートを開け閉めしなければなりません。
こんな鉄のゲートでも何だかアメリカ的で絵になるんですよね。
3つのゲートを通り過ぎて辿り着いた駐車スペースには
遠くシエラネバダの山脈と牧草地の牛の群れ。
上空を見上げれば快晴の青空が自分におおいかぶさってくるような場所でした。
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流れを確認すると川幅は5メートルほどで水深も50〜60cm、
蛇行したバンク際が深く掘れて1mから1.5m。
#20ほどのメイフライとマイクロカディスも見かけましたが
捕食していないような感じです。
水流も早めの流れで当初ニンフの釣を想定してましたが、ここでもWETの釣も可能です。
あまり大きな魚はいないだろうと#4ロッドに小さめのWETを結び釣下ることに。

聞いてはいましたが、炎天下40℃を越える暑さはスゴいです。
さすがに周りには釣り人の姿は見えません。
遥か遠くには小さな竜巻が見えたり、雷雲の下に雨の帯が見えたりとアメリカの自然を見ることもできました。

牛の群れの近くで釣っている時には「この人間はなにやってるの?」と
問いただされるように見つめられます。
私はこの牧歌的なアメリカらしい流れの釣はとても新鮮で、
フライもライズを見つけてからホッパーやアントに変え、純粋無垢に出てくれるトラウトに感激。
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アベレージ30〜35cmのレインボー、ブラウンを5尾ほど釣り上げたところで、
太陽の暑さに負けて引き返しますが、
流れ出る汗がまたもやモスキートを引き寄せたようです。

駐車場に戻りkunitaさんと合流して下流に移動することに。
ブッシュの悪路を走るとウサギやリスがあちこちから出て来ます。
そういえばイブニングの釣をしている時にはシカやコヨーテもでてきました。
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ランチを食べた後、残された時間は2時間。
キャストしてすぐにホッパーでレインボーが釣れたので、
kunitaさんに頼んでニコパチです。

その後、雲が上空に広がってきて風も吹き、幾分涼しく快適な条件になりました。
Wetのシステムに切り替えて釣下りましたが、
ここでは流れがぶつかり蛇行する深くえぐれたバンクに流し込むと
必ず魚が付いていて爆釣モード。

後30分で釣が終了と言う時に突然ドラマが起こりました。
ここには大物が付いているはずとドロッパーにRed Tip Govenor #4
リードにPartridge & Mirage #14を結びバーブを潰してキャスティング
流芯の速い流れにフライを流し込みます。
バンク際の深い流れをトレースしたとき、
今までのトラウトとは比較にならない衝撃がロッドにきました。

「ええっ!」こんな場所に「嘘でしょ!」
緊張感の中きっと私の顔は嬉しさで笑っていたと思います。
一気にラインが下流に出て行く。デカイ!20インチはありそうです。
もうじきバッキングというところで、
私もラインをたぐりながら下流に向かって走りました。
20メートルほど下ると、ストップしたのでリールにラインを慌てて回収。
すると今度は上流に走り始めました。
その時はドロッパーのティペットが4x。リードのティペットが5xだったので、
切られる心配はないと思ってましたが
ジャンプを2回されたときにはさすがにビビりました。

浅い水面下で暴れていたので一気に駆け寄りネットに無理矢理ランディング。
ネットに入った瞬間ラインが緩んだその隙にバーブレスフックがはずれ、
暴れてネットから飛び出しました。
慌てて手で押さえ込もうとしましたが、そいつは私の腕をするりと逃げて行きました。
インスタネットの縦の長さをゆうに越えていたので、
20インチは越えてたレッドバンド鮮やかなレインボーでした。

その時、突っ立っている私の竿先を青い奇麗なトンボが何匹も
飛び回っている情景が今でも思い起こされます。

昨日と違い今日はネットに収まりかけ目の前で見たレインボーだったので、
ショックでしばし呆然。
もう一度出てくれ!と自虐ぎみに同じ流れに何度もフライを打ち返す私がいました。

それが今回のアメリカでの最後のトラウトでした。
「初めてのアメリカで、20インチを釣り上げるなんてまだ早すぎるのさ!出直して来な」とアッパー・オーエンズ・リバーの神様に言われたような気がしました。

釣り上げたポイントを一生忘れないために風景を写真に収めその場を後にした。
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by Lt_cahill | 2006-08-06 21:37 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.8

7月22日
今日は昨日より早起きをした。
昨日の夜、夕食を食べながら明日はどこで釣ろうかと意見を交換して、
もう一度East Workerの上流に行ってみたいと私のワガママを聞いてもらった。
今回20インチオーバーが釣れるとしたら、この上流しかないと流れを見て確信していた。
今日は奥さんとkunitaさんは体調がすぐれないので、午前中は休んでいるというので、goldentroutjpさんと二人でEast Workerに向かった。
車中ラインシステムやフライの選択など試行錯誤してイメージトレーニングをしていたが、
あっという間に到着。
川の駐車場には他に1台いたが今日は土曜日なのでこれから込み合うと思われた。
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タックルを準備して川に出ると妙な円筒形の建物がある。
これはこの川の水位をリアルタイムにネット配信している施設で、
各河川別に確認することができる。
http://waterdata.usgs.gov/ca/nwis/uv/?site_no=10293000&PARAmeter_cd=00065,00060

上流部は背の高いブッシュに囲まれ入渓地点が限られるが、今日はこの場所に一番乗りができたようです。川に一礼して願をかける!
流れが早く重いので、シンキングティップはエキストラファストシンクをチョイスして
ドロッパーにはRed Tip Govenor #4 リードにPeter Ross #12をセットして
シューティングスペイでスイングさせながらステップダウン。5投目に小さなアタリがきたが
乗らなかった。10メートルほどくだると、続々やってくるアメリカ人達が川に入ってくる。

アメリカでは日本や英国のように釣り下っていたら
下流に入らないというマナーがないようだ。
日本語で俺の下流に入るなと怒鳴ろうかと思った瞬間、
私のラインが下流の釣り人のラインと交差したので、パスしてその人の下流に入り直す。

そこで、フライをLady Caroline #3とシルバーマーチブラウン#14に変えて気分転換。
2投目に奇麗に対岸ぎりぎりからスイングしたラインが流芯に入ったとき
いきなりドスンと衝撃が手元に伝わってきた。
ひと呼吸おいてラインで合わせを入れると#6ロッドがバッドから弧を描いた。
かなり大物が来たようだ。
直後にジャンプした姿は20インチは確実にありそうなレインボー。
喜びの声を出そうとしたがそんな余裕もなく必死にラインを回収する。
もう一度大きくジャンプした瞬間、ロッドからテンションがなくなっていた。
フッキングが甘かったようで痛恨のバラシとなってしまった。
なんで?どうして?と、しばらく流れの中で呆然とする自分がいた。

気を取り直して50メートル人をかわしながら釣り下り、また上流に戻り釣り下る。
3回繰り返したがアタリすらなし。
太陽光線が川に入り釣り人が10メートル間隔に並んだ時に今日の釣りは終わったようだ。

下流に移動してしばらく釣るがここでもなんのアタリもない。
後から来たアメリカ人がニンフで立て続けに2尾釣っていたが、
バンク際に魚が付いているようだった。
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ニンフで大物を狙うgoldentroutjpさん。

昼近くになり同行したgoldentroutjpのところに行き、釣りを見学しながらおにぎりをパクつく。
しかし今日は昨日とちがって快晴で湿度がない。気温も40度を超えているせいか、
昨日のようなモスキートは出てこない。
休憩後にその下流に移動する。
ここは昨日ブラウンを釣った場所なのでひょっとしたら?と思った。
そして数投するとググッときちゃいました!やっぱりいましたね。
今度は絶対にランディングしなくっちやと慎重にやり取り。
ジャンプ3回と暴れていましたが、今度はばっちりフッキングしていたようで、
釣ってる時に写真撮影までしてしまいました。
でもランディングがスムーズにいかなくて、この後コンデジが水没(涙)。
ランディングしたのは17インチ(43cm)のレインボー。
一眼レフで撮影してると熊鈴の音がしてgoldentroutjpさんが通りかかったので、
ニコパチを撮ってもらいました。
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1時30分に終了して、マンモスレークに戻り疲れたので4時30分まで昼寝。
5時にイブニングにHot Creekに向かいましたが雷がなり雨が降り出しました。

カリフォル二アは17日頃から熱波の為、記録的な猛暑になっていたようで、
シエラ・ネバダの西側の町では45度になっていて、雷雨の原因もこの熱波だったようです。
その為高所の残雪も急速に溶けて、私たちが滞在中は水位が上がっていたようで
マンモスでの今回の釣りは特別な条件下だったみたいです。
続く…。

p.s.最初に記載した川の水位の話題ですが、日本にも同じようなリアルタイム情報が国土交通省から配信されています。私は釣りを計画すると前日までデータを見てチェックして役立っていますので、興味のある方はご覧ください。
http://www.river.go.jp/jsp/mapFrame/MapD000.html
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by Lt_cahill | 2006-08-04 20:04 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.7

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MONO LAKEのLee Viningという街の休憩所にはガソリンスタンドと売店、レストランなどがあり湖が一望できます。
ここでランチを食べた後、Tioga Pass RdをYosemite National Park方面に向かいました。
岩山を削り取って出来た道路でしかもガードレールがない!ので、何かアクシデントがあれば谷底に転落することになりそうな怖い道を標高差1,000メートル登ります。
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写真の山の谷底を流れる川でもトラウトが釣れますがとてもスプーキーだそうです。
しばらく走ると左手にEllery Lakeが見えてきます。
フロートチューブを浮かべた釣り人が何人か見え、
その周りでは大きなライズリングがいくつも広がっていました。
その湖に流れ込んでいるいるのが、Lee Vining Creekです。
駐車場に車を入れて外に出るとここはまさに天国のような風景が広がっています。
MAPの等高線を見ると10,000フィートを超えているので
標高3,000メートルを上回っています。
富士山の山頂付近にいるのと変わらないなんて信じられません。
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こんなに美しい景色ですがYosemite National Parkから外れています。
この川は上流にあるSaddlebag Lakeから流れ出していますが、
そこまで車で行くことができ、湖でも釣りができ簡単にレインボーが釣れるらしい。
そこからさらにバックカントリーで奥地に入り込むともっと景色はきれいで
大小さまざまな湖と川が点在し、ゴールデントラウトが釣れるそうです。
今回はそこまで行っている時間はないので次回の楽しみにとっておきました。

話はもどってLee Vining Creekですが、この小さな流れにはブルックトラウトがいます。
補食物が少ないのかサイズは20cm前後にしか育たないらしいです。
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ブルックトラウトを釣り上げたkunitaさん。

ここではフライは何でもOKと聞いたので、
私はパイロットフライに#14のアダムスのスタンダードパターンを結びプレゼンテーション。
すると川のサイドがら猛スピードでブルックが浮上してきます。
流れが速くてフッキングさせるのが難しく、何度もバラしましたが、
3尾を釣り上げることができました。
天気は回復していましたが、ここでもモスキートがまとわりつき始め
ネットを被って釣りをしていました。私の体からフェロモンが発散されているようです(笑)

3,000メートルの高地なので呼吸が苦しくなったりしないかと心配しましたが、
あまり影響は感じられませんでした。
年に一度の定期検診でいつも心電図の異常で引っかかるのですが、
私の心臓は人よりも心拍がゆっくりで大量に血液を送り出すアスリート心臓と診断されてます。高橋尚子までとはいきませんが、普段1時間ほど走ってもさほど呼吸も苦しくならないので、そんな体質も役立ったようです。
高山病のサイナスにもならなかったのですが、さすがに眠りは浅くなりました。
時差ぼけとともに寝不足です。
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イブニングはHot Creekでライズを狙うことになり、再びドライブ。
4時過ぎに到着したのですが、寝不足なのか睡魔が襲ってきて駐車場で1時間ほど
昼寝をして今回は下流を釣ることにしました。
上流に向かってライズを探していると大岩のある日陰で盛んにライズしている
4尾のトラウトを発見。
いろいろなドライフライを流し込みますが、マッチしていないのか出てくれません。
そこで、ウェットをプレゼンするとブラウンがフッキング。
ライズしてても水面下なら安心して食べてくるようです。
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対岸に渡って岩の中に流れ込む辺りでホッパーをフラッタリングさせていると、
大きな口を開けてレインボーが目の前で飲み込みました。
重い引きを楽しんでランディングすると14インチ(36cm)のレインボーでした。
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その日はモスキート攻撃で疲れてしまったので、暗くなる前に納竿。
マンモスレークに戻り、ハンバーガーショップでボリュームのあるバーガーを
食べて満腹です。画像はありませんが日本のような薄い冷凍パテではないのでむちゃくちゃ美味しかったんですよ!
明日に続く…。
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by Lt_cahill | 2006-08-03 19:38 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.6

7月21日
夜中に何度か目覚めましたが、なんとか朝6時30分に起きだして朝食を食べ、
慌ただしく支度を済ませて釣りに出発です。
午前中は「East Walker River」という川に行く事になりました。
マンモスレークからルート395を北上して1時間30分ほど
(時速150kmで突っ走ります)の距離にあります。
途中巨大な塩湖「MONO LAKE」が右手に見えてきますが、
高台からのパノラマは写真では表現できないほどの絶景です。
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湖をすぎると標高差500メートルを直線道路で一気に登るのには驚きです。
こんなことでもアメリカってすごいな〜と感心してしまいます。
非力な車は登坂車線でもたつく事になりますので、
レンタカーを借りる時には注意が必要です。
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Bridgeportという街でHwy182に入ると広大なReservoirが見えてきてそこから流れ出しているのが「East Walker River」です。
Bridgeport Reservoirにも大型のトラウトがストックされていて
ボートでフィッシングをしている人も何組か見られます。
駐車スペースに車を滑り込ませるとすでに5台ほどの車が到着して
釣りの支度の最中でした。今日は金曜日ですがアメリカではすでに
サマーバケーションのシーズンなのかフィッシャーが大物を求めて駆けつけたようです。
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私たちも支度をして、まだ人の入っていない入渓地点を探します。
この川では過去、リザーバーからの流れ込みから100メートルほどのエリアで
20インチ以上の大物が釣れています。
しかし上流部は10人ほどのフィツシャーがすでに釣りをしていたので、
200メートルほど下ったあたりに同行のkunitaさんと入りました。
川幅が20メートルほどあり、水深もかなりありそうなので、
ウェットで釣ることにしました。
私の今日のタックルは#6の9ft.のロッド。
#7ラインのシューティングヘッド(フローティング)にポリリーダの
ファーストシンク(タイプ3)10ft.を接続し、
フロロのティペット2X,3X,4Xを10ft.付け足して
ドロッパーとリードフライをセットしました。
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私が準備している間にkunitaさんはまたもやニンフのシステムで
ブラウンの良型を2尾釣り上げてしまいました。ニンフの達人ですね!
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この川ではストリーマなら
Woolly Bugger #6-8、
Marabou Muddler #6-8、
Matuku #6-10、
ニンフなら
Hare's Ear Nymph #12-14、
Pheasant Tail Nymph #12-14、
Bird's Nest #12-14、
A.P. Nymph #12-14、
Golden Stone Nymph #4-8、
ドライなら
Matuku #6-10、
Yellow Humpy #14-16、
Royal Wulff #12-14、
Chernobyl Ant #12-14、
Madam X #12-14
が実績フライらしいのですが、
20インチオーバーはストリーマやニンフで釣られています。
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それにカリフォルニアではウェットフライで釣る人はほとんどいないそうです。
そんな話を聞くと私の闘争本能に火がついてなんとかウェットで釣りたくなりました。
それに魚にとっても見た事が無いフライは魅力的なはず?
川に入り込むと腰くらいの水位でもっと深い場所もあり、水流も重く早いので
ウェーディングスタッフで確認しながらワンキャストごとに釣り下ります。
50メートルほどの区間で2度アタリがありましたが、
残念ながらフッキングしませんでした。
100メートルほど下ると雨が降り出し蒸し暑く不快ですがレインウエアを着るはめに。
何十回もこの地を訪れているgoldentroutjpさんに聞いても
雨は滅多に降らない場所なので、ビックリしていました。
雨模様の中シングルロッドのスペイキャストでスイングしていると
いきなりドスンとアタリが来ました。首を左右に振っているのが分ります。
走り回ってますがジャンプはしなかったので、ブラウントラウトだとわかりました。
ラインをたぐり寄せると水草に入り込まれなかなか出てきません。
強引に浮上させネットに収まったのは14インチのブラウントラウト。
ウェットやっぱり釣れるじゃん!うれしい!!
それもドロッパーの大きなフライに来ています。
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写真を見てもらうと分りますが、ちょっと銀化してエンジ色の模様と腹部のイエローが奇麗で、
日本では見た事のない配色に感動です。
その後13インチがその下流で釣れたところで土手に上がりました。
無線機で他の人たちに連絡して合流するために歩き出すと小さな虫が
数百匹、私の周りにまとわり付きだしました。
最初はユスリカかかなと思いましたが叩くと血を吸っています。
吸血モスキートの一斉攻撃です!
ハッカ油を大量に振りかけましたが全然効果なし。
仲間達と合流して防虫スプレーを全身にかけてもらって
やっと難から逃れる事ができましたが、
時すでに遅しであっという間に顔を数十カ所、
手の甲も刺され顔が変形するほど腫れて来ました。
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車に戻って防護ネットを借りてこんな出で立ちで、しばらく釣りをしましたが、
もう集中力がなくなりこの川から退散する事に。
お昼を食べにMONO LAKEの休憩所に向かいました。
続く…
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by Lt_cahill | 2006-08-02 18:53 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.5

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マンモスレークから車で10分ほどの距離にあるの川が「Hot Creek」。
この川は途中「Owens River」に合流して「Lake Crowley」に流れ込んでいます。
ルート395から脇道に入ると、牧草地を流れるHot Creek Ranchという
プライベートセクションが見えてきます。ここは宿泊者15人のみが釣りのできるエリアで、
ドライフライしか使ってはいけないというレギュレーションがあります。
アメリカでは人気があり一年前から予約が一杯らしいのですが、
ここ以外にも釣りのできるいい川が多数あるので無理して泊まることは無いと思います。
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「Hot Creek」となぜ呼ばれているかというと、
下流に温泉が吹き出している場所があるからです。
一日中水着の観光客が川に入って温泉浴を楽しんでいます。
そこからHot Creek Ranchまでの1.6kmがキャッチ&リリースの区間で
8000〜9000尾のワイルドトラウトが生息していると言われています。
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まずは上流の入り口から入ることにしましたが、この辺りは昔からの雪解け水で
岩盤がえぐられてできた地形なのか、谷底になっていて斜面を30メートルほど下ります。
川に降り立ち観察すると川幅は7〜10メートルほどで、水深も50cm〜70cmほど、
深い場所では1m以上ある場所もありますが、全体的に浅めです。
行くまでは水草に覆われた川底と聞いていましたが、
今年は雪代の増水が長かったのか、水草はまばらです。
その分予想していたより流れが速いのにはビックリしました。
Hot Cewwk Ranchとの境界線まで川を歩きながら水生昆虫をチェックしますが、
メイフライは確認できませんでした。
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#20〜24くらいの黒っぽいカディスが無数に飛んでいるのと、
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ホッパー。
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黒い甲虫などが目につきました。確かにフライショップで進められたパターンです(笑)。
タックルをセットしながらライズを探しますが、見当たりません。
天候も川に着いてから曇り始め、上流から強風が吹いて気温も下がってきました。
釣りになるのか不安がよぎります。
今回のアメリカ釣行では
「マッチザハッチで、でかいトラウトを釣る」
「どんなフライをキャストしても純粋に出てくれる、でかいトラウトを釣る」
「日本で実践している水面下のウェットフライで、でかいトラウトを釣る」
なんて考えてきましたが、共通項は「でかいトラウトを釣る」です。

とりあえず一尾を釣りたかったので、選択肢はウェットでの確率が高そうに思えました。
#4ロッドにWFのフローティングライン。
10フィートポリリーダーのホバーに3X、4X、5Xのフロロカーボンティペットを
10フィート付け足し、ドロッパーに大物キラーのダンケルド#8、
リードには黒いボデイにシルバーティンセルのリブがテレストリアルを連想させる
シルバーサルタン#16を結ぶ。
何度かキャストを繰り返しスイング&リトリーブを繰り返す。
同行したkunitaさんはダブルニンフのシステムでいきなりブラウンを釣り上げ、
ロッドを曲げています。ニンフの方が釣れるのかな?なんて思っていると、
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私のアメリカでのあたりは10回目のスイング中にいきなりググーン!ときました。
インスタネットを引き出して無事ランディングしたのは
お腹がデブったヤンキーなレインボートラウト12インチ。
やっぱり最初の魚は小さくてもうれしい。写真をしっかり撮って即リリース!サンキュー!
その後ブラウントラウトの同じようなサイズを2尾追加すると、
下流から3人ほどアメリカのフィッシャーが釣り上がってきたので、
釣り下りができなくなっちゃいました。
(トラブルになり英語でケンカもしたくなかったし/笑)
仕方なく、対岸に渡り左岸を釣り下ることにしました。

ほとんどのアメリカのフィッシャーはウェダーを履いておらず、左岸は私一人。
日本でもそうですが、右岸からの釣り人が多い川では左岸から釣ると
ドラッグが逆にかかるので魚の警戒心が薄く、釣れる確率が高いと思っています。
アメリカでもそれは同じで釣り始めてすぐに3尾を釣り上げることができました。
しかし、アベレージサイズなのか11〜12インチ以上の魚は出てきません。
足下で突然ヘビに遭遇したり、川の淵に毒草が密集していて葉っぱに触ると
チクリと刺さりミミズ腫れになる。
ラインやフライが絡まり釣りにならないので下流に移動。

巨岩のある大物の予感がする流れにやってきました。
対岸からはこの流れを釣ることはできないので、
今日は魚がフライを見ていないと思われます。居れば絶対出るはず!
3本の複雑な筋を手前から探り、一番奥のレーンをトレースし終わったときに、
根掛かりのようにラインが止まり、ラインを慎重にあわせると首を振る生命反応。
思わず「でかい!」と大声を出してしまいました。
下流の沈み石に逃げ込もうとしているのが分ったので下流に走り込み、
ラインをリールに収納してバレないように誘導するが2度ほどジャンプされて
あわやブレーク寸前!なんとかネットに収まったのは18インチのワイルドレインボー。
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この川での迷彩色のような全体に暗めの体色が印象的でした。
釣れたフライはリードに付けたシルバーマーチブラウンの#16。
またこのお気に入りのフライでいい思い出ができた。うれし〜ぃ!

この後さらに下って大岩周りの流れ込みで18インチ以上のトラウトがサイトで見えて
ウェット、ドライ、ニンフ、テレストリアル、ストリーマと試すが
流れが複雑で最後まで無視された。
大物は簡単には釣れないのはアメリカも同じなんだよね。
最後に流れ出しで12インチのブラウンがローカルフライのホッパーで釣れたりと、
今日は8尾を釣りあげ、バラしも4尾と多かったのですが、
ウェットで結果が出せて満足の一日でした。
さあ、明日はどんな釣りになるんだろう?
続く…。
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by Lt_cahill | 2006-08-01 19:10 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.4

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MAMMOTH LAKESはカリフォルニアのスキーリゾートとして有名で、
標高が高く雪質もパウダースノー。
過去に4回ワールドカップの女子のレースが開催されています。
昔マンモスの化石が発掘され、近郊に数多く点在する美しい湖にちなんで
MAMMOTH LAKESと呼ばれるようになったらしいです。
今年は積雪が多かったので、私が訪れた時にはまだ残雪が残り、
山並みのアクセントになって美しい色合いでした。

まずは地元の大型スーパーマーケットで食材の買い出しからスタートです。
もちろん、地ビールとカリフォルニアワインは厳選して買い物カゴへ。
それに乾燥しているのでミネラルウォーターは大量に買い込みました。
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その後、地元のフライショップ「The Trout Fitter」に立寄り、
カリフォルニアのフィッシングライセンスを購入。
ONE-DAY,TWO-DAY,TEN-DAYの3種類があります。
4日間釣りをするのでTEN-DAYをチョイス。$34.90。
(このライセンス持っていないと警察に捕まって罰金など大変な事になるらしいです。)
名前や住所、性別、髪の色、目の色、体重、身長、生年月日を英語で記入します。
もちろん店内を細かくチェックしてあれやこれやとお土産購入。
陽気で若くガイドもしている店員の方から最近の川の状況やハッチしている水生昆虫を情報収集。
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長さが7〜8メートルはあろうかという巨大コマーシャルフライのブースで
事細かに説明してくれました。
もちろん後で日本語に翻訳してもらって、何種類かローカルフライを買いました。
最近はホッパーなどのテレストリアル、#18〜20の黒系カディス、
グリーンのカディスピユーパ、ビーズヘッドのミッジニンフなどが実績があるらしい。
マッチザハッチの釣りになるのならタイイングの道具を持ち込もうかとも思っていたのですが、ワシントン条約で動物の毛皮や羽根は持ち込む事ができないのと、夜の9時頃まで釣りをして早朝5時に起きて釣りに出かけるので、タイイングする時間はないと判断して持って行きませんでした。
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サンドイッチのランチを食べて今回の宿泊施設のSnow Creek Resortにチェックイン。
ここは真ん中にゴルフ場があってその周りをリゾートハウスが取り囲んでいます。
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それぞれのハウスのオーナーが自分が使わない時に貸し出すシステムになっていて、
3泊で諸経費こみで$772.20。今回は4人でシェアするので一人$193.05。
2ベッドルームでキッチン、リビング、ダイニングが余裕の広さで快適に滞在できそうです。
家の前には専用のジャグジーがあり水着着用で利用することもできます。
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スーツケースから荷物を出して、釣りの支度を始めますが
期待と不安のためか焦って準備に時間がかかります。
忘れ物がないか何度もチェックして2時30分頃フィールドに向けて出発しました。
さあ!いよいよフィッシングのスタートです。
続く
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by Lt_cahill | 2006-07-31 18:42 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.3

7月20日(木)
いよいよ今日はイースタン・シェラ・ネバダに出発です。
4時30分にアラームが鳴ったのですが時差ぼけのためか、
0時頃に目覚めてさっぱり眠れませんでした。
シャワーを浴びて荷物をまとめて待っていると、
5時30分に友人たちが迎えに来てくれました。

そうそう、遅れてしまいましたが今回の釣行の仲間たちをご紹介しますね。
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goldentroutjp夫妻。
今回、私を釣行に誘ってくれたご夫妻です。彼らはL.A.に住んで20年になるそうで、
フライフィッシングを二人で趣味にされています。L.A.近郊の河川はもちろんのこと
今回のマンモス・レイクを中心とした河川に何度も行かれている超ベテラン。
季節ごとのハッチにも詳しく、事前にどんなフライが必要か
的確にチャートを送って頂きました。
今回は食事にも気を使って頂き、異国の地でカレーライスやおにぎりまで用意してもらって、和食好きの私にとっては助かりました。
滞在中は全てにおいてサポートしてもらい釣に集中することができました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
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New Yorkerのkunitaさん。
New Yorkからはるばる6時間のフライトで駆け付けてくれたフライマン。
彼は週末には毎週あのキャッツキルやコネチカットの河川に出かけるそうで、
今年はニンフで大物を狙っているそうです。
New Yorkに行く前はL.A.に長く駐在していたそうで、
goldentroutjp夫妻と何度もマンモス・レイクに行かれていたそうです。
今回は風邪で体調が優れなかったにもかかわらず、
車の運転から買い物の通訳までして頂き、大変お世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。

皆さん、初めてお会いしたにもかかわらず、同じフライフィッシングをする仲間同士、
すぐに打ち解けて昔からの知り合いのように早朝のL.A.を出発しました。

フリーウエイに乗ると渋滞はしていませんが、走っている車の数はハンパじゃありません。
路肩部分にはパンクしたタイヤや事故があった痕跡などそのままになっていてビックリします。
日本と違い道路の舗装もいい加減なので、車のサスペンションも柔らかくないと
運転が大変なんだと納得。
太陽が顔を出す頃にはランカスターと言う街を通り過ぎていました。
郊外に出ると乾燥した砂漠地帯の風景が広がり人家もまばらになってきます。
そしてフリーウエイも日本では考えられないくらい直線が続きます。
そんな道をアメリカンロックをガンガン鳴らして時速160kmでみんな走っているようです。
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レッド・ロック・キャニオンなんていう風景が突如現れたり、
シェラ・ネバダ山脈の片鱗が連なり始め空の青と地上の茶のコントラストがアメリカを感じさせます。
時々山から緑の木々が横断している個所があるのですが、そこは川が流れて水があるかららしいです。
オアシスのように緑の土地が広がる場所は必ず街があり、休憩する場所になっています。
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西部劇に出てくるような街もあり、フィッシングショップも見かけました。
日本の高速道路のようにパーキングエリアがある訳ではないので、食事やガソリン、小用はここで済ませます。
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どんどん走ると山の標高も高くなり、湖が見えたりして風景が一変します。
6時間余りのドライブでやっと目的地のマンモス・レイクに到着です。
続く
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by Lt_cahill | 2006-07-30 21:44 | アメリカ釣行

イースタン・シエラ・ネバダの夏 vol.2

今回、イースタン・シェラ・ネバダの釣に行くことになった経緯からお話しすると、
今年の5月にブログで知り合ったL.A.のgoldentroutjpさんからセミテ国立公園の西側に広がる
イースタン・シエラ・ネバダのマンモス・レークを中心にした素晴らしい釣り場を
紹介し経験して頂きたいとお誘いを受けたのがきっかけでした。

ブログで知り合った方々と今年は何度も釣に出かけたりして楽しい出会いがありました。
今回は海外でちょっと不安でしたがチャンスは逃したくないと思っていました。
最初はL.A.近郊にフライフィッシングが出来るフィールドがあるのか疑問でしたが、
川などの写真を送ってもらってイースタン・シエラ・ネバダのすばらしい景観を目のあたりにした時、
昔から憧れていたアメリカのフィールドでフライロッドをキャストしてトラウトが釣ってみたくなっていました。
しかしこんな素晴らしい釣り場であるのにも関わらず日本に情報が乏しいのは、
航空会社の定期便がないため、L.A.から500kmほどの距離を車で行くしかない
不便さからではないでしょうか。
カリフォルニアではスキーリゾートとして有名で、夏には、キャンピング、マウンテン・バイク、
トレッキング、モトクロス、熱気球、そして魚釣りができる標高2400メートルに広がった町です。
それからメールで何度もやり取りをして、2ヶ月の準備後、今回参加することになりました。
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7月19日に成田国際空港に車で向かいましたが、
梅雨の真っただ中で雨が降り、蒸し暑い日でした。
L.A.までの直行便は荷物検査でスーツケースを全て開けて検査され、
アメリカでまた検査される可能性があるので、カギかけずに預けました。
フライロッドはもちろん手荷物で持ち込みです。

定刻より30分遅れで離陸したのですが、座席選びにちょっと失敗。
A〜Iの9席が横一列に並んでるんですが私の席はど真ん中のE。
右には親子で隣に4〜5歳の子供が座り、L.A.に着くまで興奮して寝ないで暴れていました。
時々足で蹴飛ばされ、後少しでキレかかってました(笑)
左には若いOL二人組で、この二人もL.A.に着くまでデカイ声でしゃべりまくっていました。
こちらにも後少しでキレかかってました。大人げないので自制しましたけど(笑)
そんな訳で一睡もできないままLAXに到着。
帰りの飛行機は座席を指定しなくてはと心に誓ったのでした。

入国審査と税関審査をすんなり抜けて外に出ると、
goldentroutjpさんご夫妻が迎えにきてくれていて、ひと安心。
午前中に到着したのでホテルのチェックインまで車でドライブすることに。
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海沿いを走り爽やかな風が吹き抜けるマンハッタンビーチのuncle bill'sというカフェに立ち寄り今回の釣の話やL.A.のことなどお話を伺いました。
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その後、海に突き出たL.A.名物の ピアに向かいました。
何気なく波打ち際を見ると水着のお姉さんたちの足下を40〜50cmの魚が10数尾泳ぎ廻ってます。どこにいるか解りますか?(写真の中央付近に2尾はっきり見えると思います。)
魚の名前は“コビーナ、Corbina ”です。
フライではゴーストシュリンプやサンドクラブのイミテーションが主体で、ほかにクラウザーミノーなどでも釣れるらしいですが、
これだけビーチに人がいると釣は不可能ですね(笑)
次回は釣ってみたら面白そうと頭の片隅にインプット!
ピアの奥に行くと夏休みの子供たちや、メキシコ人が釣をしてました。
クーラーボックスをのぞきましたが誰一人釣れてませんでしたね。
この日はちょっと蒸し暑く40℃近くあったので、夕方までは活性が低かったと思います。
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ビーチ沿いに車を走らせしばらく行くと
ウェイ・フェアー・チャペル(ガラスの教会)に到着。
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建築したのはフランク・ロイド・ライトの息子のロイド・ライトで、
文字通り前面ガラスの教会です。 
アンルイスや吉田栄作など多くの芸能人や日本人も式を挙げています。
12時過ぎに今回ニューヨークから釣行に参加されるKUNITAさんからLAXに到着したと
連絡が入りその後合流。
彼とは初めてお会いしましたが、今回レンタカーで一緒にドライブ、
寝泊まりをご一緒することになります。(次回くわしくご紹介しますね)

明日からの釣に備えて広いL.A.で2件しかないというフライストア
Bob Marriott'sに行ってみたいとリクエストして行くことに…
それもフリーウェーを1時間30分以上走って。とにかくL.A.は広いのです!
このお店は広い店内にほとんどのフライ用品が所狭しとストックされていました。
日本で買う値段より2割ほど安いかなと思いましたが、
アメリカの定価だったんですよね(笑)
私はクラッシック・ストリーマの洋書やこちらでしか手に入らないイラストレーション、写真集、
キャップ、Tシャツなどお土産を購入。

さあ、明日の朝は出発が5時30分。
通勤渋滞が始まる前にL.A.を抜け出す計画です。
ホテルにチェックインすると睡魔が襲って来て
ベッドに倒れ込んだのは言うまでもありません。
続く
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by Lt_cahill | 2006-07-29 22:04 | アメリカ釣行


過ぎて行く時間、とどめておけない一瞬を残したいから…。どんなに大きな魚を釣り上げても、どんなに美しい魚と巡り遇えても、終わりの無い旅…フライフィッシング。それは確かに難しい、だからこそ面白い。


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