カテゴリ:ロシア釣行( 16 )

アブラビレ

ロシアで見かけた魚。
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サケ・マスの仲間はアブラビレと言う小さなヒレがあります。
場所は背ビレと尾ビレの間の小さなヒレ。
魚が泳ぐのにどういう働きがあるのかは知りませんが、
フライフィッシングをするものにとっては、このアブラビレがあるサケ科の魚を釣り上げる事が
目標だったりします。
よく観察すると、アユやワカサギにもアブラビレがあります。
他にも熱帯魚など数種類の魚にもアブラビレとおぼしきものが付いてたりします。

ロシアに行った時に滞在したハバロフスクのフィッシングショップの
小さな水槽で泳いでいた20数センチのアブラビレのある魚。
名前を調べてみましたが解らなかったのでエントリーがボツになった写真ですが、
珍しいのであえて公開です。

阪神ファンの方なら喜んでもらえそうですよね。
※名前が解る方がいらっしゃいましたらコメントくださいね。お礼はできませんが…。
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by Lt_cahill | 2007-10-17 22:21 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー  エピローグ

また再会する日を楽しみに。
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朝、5時に荷物を桟橋まで運んで、ダイニングルームで最後の朝食。
帰る日まで気がつきませんでしたが、
入り口には朽ち果てたランディングネットが置かれていた。

そのダイニングルームの前で今回のメンバー全員で記念撮影。

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短かった4日間。
幸運にも我々が到着したと同時に天候は回復し、
シルバーサーモンの遡上も日に日に増え続け、
最高のフィールドで楽しむ事ができました。

釣りをして、食べて、飲んで、歌って、踊った仲間達。
旅行に出発する時点では、良く知っているのは杉坂研治さんただ一人。
数名の方と阿寒湖で挨拶したことがあるだけなので、
ほとんどの方が初対面の方でした。

チームKブリットのメンバーの皆さんは、
全国から集まりロシアまで遠征をするくらいだから超エキスパート揃い。
自分のようなキャスティングの下手な輩が参加して大丈夫か?と
内心ビビっていました。

しかし、クフトゥイリバーで一緒に過ごす間は、
釣りは真剣に楽しみ。
サーモンが釣れれば我が事のように駆けつけて写真を撮りあい、
ロッジに帰れば無茶苦茶個性的なメンバーばかりで、
楽しい話に笑い転げる毎日でした。

また、いつかこのメンバーで再会し、どこかで楽しい釣りが出来る事を願って
クフトゥイリバーを後にしたのでした。

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by Lt_cahill | 2007-09-10 22:56 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー vol.12

150メートル先の記憶。
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ランチの後に僕は杉坂さんと初日以来行ってなかった
ロッジより上流のポイントが気になりボートで向かった。
杉坂さんは下流で撮影をするので、邪魔にならないように
上流にポイントを探しながら一人歩いて行った。
普通の本流なら流れをスイングして釣り下りたいところだが、
サーモンの釣りは流れの中で釣るのは口を使わないので効率が悪い。
遡上して来てちょっと休むような場所を探すのだが、なかなか見つからない。
ボートや杉坂さん達が見えない場所まで来ると
周りの砂地には真新しい熊の足跡が無数にある。
そして聞こえるのは風の音と川の音だけ。
ロシアの大地で自分一人になったようで気持ちがいい反面、ちょっと不安がよぎる。

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良さそうな場所を見つけ最後の数時間はスペイフライを結んでみた。
キャストしてスイングさせると遡上の数が増えたシルバーサーモンが
やはりフライにアタックしてくれる。

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自分の周りを見ていると前後左右サーモンが何尾も何尾も群れをなして遡上して行く。
これが自然界で毎年繰り返されていると思うと地球ってスゲーッ!と感動する。
この川は6月に大洪水で我々が泊まっているロッジの一階まで水位が上がり
宿泊していた人は2階から釣りをしていたという、嘘みたいな本当の話を聞かされた。
推測すると今より4〜5メートルは水位が上がった事になる。

だから下流域は湿地帯で毎年道路を作り直しているらしい。
川にはいたるところに流された大きな倒木が積み重なっているし、
川底にも堆積しているので、ボートの操船もときどきスクリューが
木に絡まったりして何度も危ない目にあった。
上流にダムがないから毎年氾濫するが、サーモン達はそんな自然に守られて
これからも子孫を残してゆくのでしょう。

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何尾かのサーモンが釣れたが、突然「パーン」と近くで銃声が鳴り響き遠くの山にこだました。
飛び上がるほどビックリしたが、ロシア人のハンターが熊狩りをしているようだ、
それから10分おきに3発の銃声が静かな大地を震わせた。
下流に戻ると杉坂さんはドライフライでシルバーサーモンを釣り上げて
貴重な映像が撮れ、これからインタビューを撮影するというので、
そのポイントに入れてもらう。

僕も午前中に反応が良かったフローティングワカサギをキャストしてみるが、
なかなか反応しない。
しつこく数十分繰り返していたら、我慢しきれなくなったサーモンがライズ!
こんなドライフライの釣りができるなんてエキサイティング!

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そして、再びスペイフライを結び倒木の隙間にキャストすると
シルバーサーモンが銀色に輝く魚体を水面近くで爆発させフライに襲いかかって来たのです。
そいつはそのプールから一気に本流の流れを突っ切り、
下流に向かって走り出しました。
そのスピードとパワーは圧倒的で80cmはゆうに超える大きさでした。
リールは「ギィーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」と
逆転音を鳴り響かせ巻いてあるラインが凄い勢いで出て行きます。
多分、スレがかりをしていたのでしょう、
アッという間に100メートルのシューティングラインが出て、
バッキングラインが30メートルまででたところで止まりました。
ああ、このサーモンは捕れないなと諦めると同時にラインが切れることを覚悟しました。

そして下流で3度、ジャンプしている大きなシルバーが見えたのです。

最初はピンとこなかったのですが、まさしく自分のラインの先の魚だったのです。
シューティングヘッドが14メートル、リーダーが12ftで約3.6メートル、
付け足したティペットが2.5メートルですから
およそ150メートルの距離です。
ジャンプの後、テンションが無くなりラインを回収すると
リーダーとティペットの結び目が切れていました。
なぜかその時「切れて良かった」と思ったのでした。

釣っていたポイントは水深のあるプールが立ちはだかり、
下流に向かって走る事も出来ませんでした。
ブラッドピットや釣りキチ三平のように流されながら釣り上げるなんて、
ここでは死を意味するでしょう。
逃した魚は大きい(笑)

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今回用意したリールはLoopクラッシック8-11。
ドラッグシステムはパワーマトリクスドラグシステムで
クリック音はドラックとは別になっていて巻取り時、
逆転時も心地よいクラシカルサウンドが響きます。
シューティングラインはエアロシューターの50lbフローティングサーモン100メートル。
これは飛距離を犠牲にしても大物とやりとりした時に、
太いティペットを使用してもラインが切れないように
選択したのですが、幸か不幸かラインは切れませんでした。

それにしても、今回実感したのが
釣れた魚はその大きさと美しさに魅了され、釣れた行程は忘れてしまう。
逃した魚はそのやり取りの行程を細部まではっきり記憶しているということ。

この魚がロシア最後の僕のサーモンになりましたが
それは今回釣り上げたサーモン以上に、
自分の中では目に焼き付いていつまでも忘れられないサーモンです。

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その夜、12時過ぎに供給されている自家発電の電気がカットされた暗闇の中、
北緯60度の星空を撮影しながら
いつかまた逃したサーモンを釣りにくるぞと誓い、眠りについたのでした。
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by Lt_cahill | 2007-09-09 20:45 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー vol.11

アウトドア・ランチ。
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今日は最終日なので、河原でランチをやることになりました。
午前の釣りを楽しんだメンバーが続々と河原に到着すると、
今回料理を僕たちのために作ってくれたシェフのおばちゃんが笑顔で迎えてくれました。

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最初に美味しい野菜とサーモンのスープをロシアのパンとハムを食べながら頂き、
次にはトマト味のパスタが出てきました。
飲み物はチャイ(紅茶)ですが、
ここでは井戸水もないので川の水を沸騰させていれたもの。
ウ〜ン!アウトドア!


みんな、快晴で気持ちがいいので河原で裸になったりして楽しそうです。

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僕はこの時点でもうお腹いっぱいだったのですが、
シルバーサーモンに味付けしてたき火で焼いていた網焼きが振る舞われて、
思わず一皿ぺろり!ウゥ〜ン美味い!やはり新鮮なサーモンは最高の味です。

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今回お世話になった女性スタッフと記念撮影。
左から通訳と僕たちの旅行をコーディネートしてくれたイリーナさん。
その隣がシェフのおばちゃん。三日目にはカレーライスも作ってくれて感激しました。
その隣がおばちゃんのお孫さん。しっかりお手伝いしてました。

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ランチが終わると目の前の流れで釣り競争が始まりました。
最初はルアーをやっていたohkiさんに杉坂さんが挑戦対決。
ohkiさんが最初に釣り上げたのですが残念ながらスレ。
続けて杉坂さんもスレでこの勝負引き分け。

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そんな光景を見物していた全員が参加して
誰が一番先に口に掛けるかの競争が初まりました。

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広い河原で全員が間隔をあけて並ぶとなかなか壮観です。
こんな楽しいゲームができるのもロシアならでは。
結局背がかりを繰り返していたルアーのohkiさんが見事口に掛けて勝ち抜けました。

そして、その後夕方まで思い思いの場所に
最後の夢を追い求めて移動して行ったのでした。

続く。
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by Lt_cahill | 2007-09-06 23:47 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー vol.10

今日はいよいよ最終日。
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アッという間に過ぎ去った三日間。とうとう最終日を迎えました。
いつものことですが遠征に行くと夜はベッドに入るとすぐ眠れ、
短時間の睡眠でも、朝は目覚ましが鳴る前にすっきりと目覚めます。

今日も天候に恵まれ快晴になりそうです。
朝食をすませて、全員が最後の釣りを楽しもうとポイントに向かいます。
僕は昨日の午前中のシルバーのポイントに杉坂さんたちと向かったのでした。
ここのポイントには3回目ですから、もうシルバーがどこにいて、
どう釣れば良いか解っているので気楽なものです。
そして一投目でシルバーがフライを待っていたかのように、
飛び出してくれました。

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この日結んだフライは前日までのメンバーの話や杉坂さんの経験から、
「シルバーはフラッシャブーが入った派手なフライが効果的」と聞いていたので、
昔シーバス用に巻いたグリーン系の派手なフライをドロッパーに。
赤の派手なフライ(これは昨日ウッチーさんがタイイングしたのを一本いただきました)
をリードに結んでいたのです。

そして釣れたのはドロッパーのグリーンでした。(上の写真に小さく写っています)
写真を撮影してリリースしようとすると、ロシア人スタッフが今日の食料にするのでと、
キープすることになりました。
滞在期間中にはサーモンを中心とした料理は自給自足のサーモンを
川から必要なだけ頂いていた訳ですが、
食卓にはシルバー、チャム、ピンクのイクラが毎回並び、時にはご飯にのせて
贅沢な3種イクラ丼も最高に美味かった!

そして次に釣れたのも同じグリーンのフライ!このフライはシルバーのキラーパターンか?
結局このグリーンのフライで3尾、赤いフライで2尾釣れてしまったのです。

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全員が今日もシルバーを次から次へ釣り上げるのでダブルヒットでうれしいニコパチも。

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杉坂研治さんは今回釣りビジョンのスタッフが同行して、
ハイパーエキスパートの撮影をされていました。
このポイントではなんとドライフライでシルバーを釣ろうと立ちこみ、
キャストを繰り返してました。
そして、みんなが見守る中、見事に釣り上げてしまったのです。

世界初のドライフライでシルバーサーモンを釣り上げるシーンを始め、
サーモンタクティクス満載のハイパーエキスパートの番組が
9月15日よりスカパーの釣りビジョンで放映されますので必見です!
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僕もそれならばと、バッグのフライボックスから阿寒湖で使うフローティングワカサギを
2本結び、キャストしてみた。
2投目になんと水面に大きな水飛沫が上がり大型のシルバーサーモンがフッキング!
慌ててロッドを立てると流れに向かって猛然とダッシュしてリーダーの結び目から
プッツリと切られブレーク!
これがハイパーエキスパートと凡人の違いです(笑)

この日は四号が切られていたので、ー2Xのリーダーの先端1.5メートルでカットして
五号を接続していたのにである。
結びの重要性を改めて知る日になった。

そして少し下流に移動してランチタイムまで一時間釣る事になりました。
今度は緩い流れの川幅の広いポイント。
岸際の40〜50cmほどの水深でも魚の影が群れになって遡上しているのが見えます。
あまり立ちこまないで、スイングの釣りを始めたのですが、
気温が上がり暑くて長袖を脱ぎ捨て、Tシャツ一枚になると、
これが実に気持ちがいい!

そして、キャストを開始してスイングしていると、フライが何かにあたった。
ロッドをあおってもびくともしないので、根がかりかとラインをリールに巻き込み
フライを回収しようと立ちこむと、
突然、水面に突き刺さったラインが動き出した?!
サーモン!?
これは大物に違いないので、間合いを取りリールのドラグをすかさず調整する。
上流に向かってじりじりと動いたそいつは、今度は下流に方向転換した。
ここまで何尾ものサーモンを釣り上げていたので、
ここは無理せず持久戦で体力勝負だと感じました。

それにしても、#10のSDがバッドから曲がり続けているのに気付き、
あまりテンションをかけすぎるとまた結び目が切れるか、ロッドが折れそうなので、
ドラグをさらに緩め走らせる。
そして自分自身も走り回っていた。
そんなやり取りを数分間続けて、抵抗が少なくなったところでプレッシャーをかけて、
徐々に岸よりに誘導して一気に岸にズリ上げたのです。

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チャムサーモンのオスはブナが入り、
顔は怪獣のような怖い顔で僕を睨みつけている。
80cmに少し足りなかったものの、
腹部から背中の体腔は30cmをゆうに超えるビックリするほどの幅。
駆けつけた友人に撮影をお願いして持ち上げたが、
今回釣り上げたサーモンで一番の重量には腕が震えた。

午後に続く、
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by Lt_cahill | 2007-09-05 22:31 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー vol.9

今度は友人にシルバーがきましたよ!


僕がリリースしていると、北海道の友人ウッチーさんにシルバーがヒット!
最初のランディングでは素直に寄ってくるのですが、シルバーは浅瀬に近づくと
大暴れしてジャンプしたり、引きづり回され楽しませてくれます。

シルバーサーモンはフライに対しての反応はすごく良くて、
キャストするとボイルして表層で喰ってきます。
それに、リトリーブするとフライを追ってきて手元まで来てUターンしていきます。
映像では簡単に釣れているように見えますが、フライの選択、ラインのシンクレート、
キャスティング、流し方が少しでも違うとまったく釣れないのです。
今回は12人と大勢のメンバーがいたので、毎日の情報が役立ち成果も上がりました。
これが、4〜5人のメンバーだとしたら釣れた理由も解らず釣果も少なかったと思います。

ここに入った4人は入れ替わり立ち代わりシルバーを釣り、楽しんだのでした。
(カードの容量が一杯になり途中までしか撮影できませんでした。ウッチーゴメン!)

さあ、へたくそなビデオはこのへんでおしまいにします(笑)。
次回は最終日の釣りです。乞うご期待!

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by Lt_cahill | 2007-09-04 21:40 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー vol.8

ラインを回収してリスタート!



やっぱり撮影しながらの釣りは両手がふさがるのでやめましょうね(笑)
カッコ悪いランディングシーンで恥ずかしいですが、
なんとか浅瀬に引っ張り上げてシルバーを釣り上げる事ができました。
ウロコが剥げていたのと、出血していたので写真も撮らず、
すぐにリリースしたら元気に流れに戻って行きました。

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by Lt_cahill | 2007-09-04 00:54 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー vol.7

またもやシルバーが釣れちゃった!


前回のビデオでシルバーサーモンはあっけなくバレてしまいましたが、
すぐにまたヒットしましたよ!
今度は上手く行くでしょうか?
こりずにまたもや片手にカメラを構えて撮り始めたのですが…、
このままではラインを回収できないのでいつまでたっても
ランディングできない事に気付き一時停止しました。(笑)
続く

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by Lt_cahill | 2007-09-04 00:45 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー vol.6

スペイロッドでのんびりと
サーモンフィッシング…のはずが

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早いもので3日目の朝。
4時頃にフリースを着込み毛布をかぶって寝ていたのですが
あまりの寒さに目が覚めると、
ちょうどロッジのスタッフが部屋の薪ストーブに火を入れに来てくれたところでした。
しばらく経つと部屋が暖かくなりはじめ、また心地よく眠りにつくことができたのでした。
5時30分頃に自然に目覚めるとちょうど夜明けの時間で、
ちょっと朝の散歩に小屋を出ると、1尾の犬が出迎えてくれました。

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3尾の犬が放し飼いで、このロッジに熊が近づかないように飼われているのだと思います。
到着したときからとてもフレンドリーですぐになついてくれました。
ロッジの周りを犬とともに写真を撮りながら川に行くと、
昨日よりさらにクリアになり川底もよく見えます。
時折サーモンやドリーバーデンのライズもありこの場所でも十分釣りになりそうです。
空を見上げると今日もいい天気になりそう。

今日は優雅にのんびりと釣りを楽しみたかったので、
#9-10のウインストンのスペイロッドを選んでみました。
(今回は4本のロッドで色々な釣り方を試すのも目的でした。)
ラインはミッドスペイのインターチェンジャブルでインターミディのヘッドが合いそうです。
同じボートに乗り込んだ仲間と昨日の夕方良かったポイントに向かう。
予想通り一投目から仲間達のロッドはシルバーサーモンに曲げられています。
僕はラインのシステムを作り直していたので、のんびりとスタートを決め込みました。
しかし、内心では仲間達のファイトを見ながらちょっと焦っていたのですが。

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そしてリールからラインを送り出しフライが下流に流れ込むと、
それにサーモンがいきなりヒットしてしまった。
慌ててロッドを立てると、SDに比べると柔らかいブランクは弓なりに弧を描き、
サーモンの重量感をいなしている。
ランディングしてみるとシルバーではなくチャムサーモン。
ブナがまだ少なくてコンディション抜群の魚でした。

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そして次はちゃんとスネークロールでキャストしてラインのたるみを取り
スイングさせると水面が爆発したような水飛沫があがりロッドに重みが伝わりました。
この釣れ方は間違いなくシルバーです。
無事ランディングすると太陽の光を浴びてブルーからグリーンに背中が輝き、
体にはシーライスがまだ付いているので海から遡上してきたばかりで
鱗も剥がれていない状態。
腹部やエラはシルバー色でハレーションを起こし撮影するのに一苦労です。

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さらにそのポイントでは釣れ続け、仲間達と興奮した嬉しい声が響き続けたのです。
11時頃に飽きるほど釣った僕らはボートで下流に向かい、
他の仲間達の状況を見ながらさらに下流部に移動したのでした。

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そこは広い流れで流速はそれほど早くなく、
時折遡上するサーモンが背中を見せる、スイングの釣りにはもってこいのポイント。
50メートルほどの間隔で4人で流れに入り、
僕はシングルスペイで釣りを始めたのですが…釣れない。

上流にいた仲間は連続で5尾を釣り上げて絶好調。
フライは何かと確認すると赤のゾンカーだと言う。

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その情報通り、スペイフライから赤と黒のゾンカーに付け替えて流すと
数投で待望の一尾がやっと釣れました。
やはり遡上中のサーモンは釣れないのでアピール度の高いボリユームとカラーが
効果的なのかもしれません。
それならばと、ドロッパーをマリア・シャラポワのピンクバージョンに結び変えキャスト。
そしてスイング中にアタリがあり合わせると、下流で水飛沫が上がりました。
ランディングしようとラインを回収しているとテンションが急になくなり、
バレたのかとリールを巻くと再びロッドが曲がりビックリしてやり取りしていると、
なんとドロッパーとリードに2尾がかかっていたのです。
時間をかけて暴れる魚と格闘しているとドロッパーを銜えた一尾だけになり、
上流と下流を引きずり回されやっとランディングできたのでした。

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ドロッパーのピンクのフライにチャムの80cmがかかっていました。
リードフライは先ほど釣れた時に結び目がダメージを受けていたのか切れていたのでした。
そして強引な魚のやり取りでスペイロッドのグリップエンドのゴムとコルクの部分が
裂けてしまい、釣り続行が不可能になってしまったのです。
サーモンのパワー恐るべし!
サーモンの釣りには予備を2〜3本くらい持って行かないと釣りが出来なくなる恐れがあると、
再認識したのでした。

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ランチの後は、さらに下流に入り、今度はSDの#10でオーバーヘッドで
ロングシュートに切り替え夕方までピンクサーモンやシルバーなどを釣り続けたのでした。
今日も一日楽しい釣りが出来た事に感謝して飲んだお酒は格別でした。

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by Lt_cahill | 2007-09-02 23:39 | ロシア釣行

ロシア・サーモンフィッシング・クフトゥイリバー vol.5

初めて出会うピンクサーモンとグレイリング、
そしてシルバーサーモン。

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二日目は昨日より川の水位が下がり透明度も回復してきたようです。
全員が下流に向かって好きなポイントに散って行いったのでした。
僕たちが上陸した中州では、先に到着した仲間達がすでに釣り上げているところでした。

急いで下流のポイントでキャストを始めると、数投でピンクサーモンのメスがヒット!
小ぶりですがさい先の良いスタートです。
今日のこだわりはスペイフライで釣り続ける事。
ドロッパーにはオレンジのジェネプレを結ぶ事が多かったのですが、
半分くらいはドロッパーにフッキングしてきました。

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続けて釣れたのが背中の盛り上がったオス。
僕自身写真でしか見た事が無かったので、釣れたときは感激しましたが、
仲間達の評価では簡単に釣れるサーモンで難易度は低いようです。
しかし、入ったポイントがゆっくり流れる流れ出しで
ピンクサーモンが溜まっている場所なのかイレ食い状態。
ロッドが曲がり続けます。
一体何尾釣ったのか思い出せません(笑)

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昨日は岸からかなり立ちこんで釣りをしていたのですが、
水がクリアになって改めて観察すると、
岸よりの浅い流れを群れが遡上しているのです。
遠投しなくても岸から数メートルキャストしてスイングさせるか、
リトリーブすればちゃんと口にフッキングするのです。

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そして中州の最下流に来て浅い岸よりをライン回収のためリトリーブしていると
この日使っていた#10のダブルハンドロッドに微妙な重みが伝わりました。
流木でも釣ったのかとラインをたぐると生命反応が伝わります。
手元に来たのは30cmほどの見た事の無い魚。

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背びれが異常に長く口が小さいのでロシアのウグイかなと思いましたが、
ちゃんとアブラビレが付いている?友人を呼んで確認するとなんとグレイリングだったのです。
大きなサーモンフックをよくもまあ銜えられたものです。

背びれを広げた写真を撮ろうとしましたが、泳いでいる時以外は広げないようです。
リリースして素早く撮影すると広げてくれました。
(食べると美味しい魚だと聞いたのですが、リリースしてしまいました!残念)

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仲間達もこのポイントに駆けつけてピンクサーモンを次から次へと釣り上げます。

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中には大型のピンクサーモンもいてランディングに手こずる場面も…。

ランチを食べた午後は少し上流に移動したのですが、
さっぱり釣れず、すぐにボートで移動したのですが、偶然見つけたそのポイントは
急流のカーブを遡上してきたサーモンが必ず休む小さなプールだったのです。
仲間達がシルバーサーモンを連発して僕の順番になってキャストすると
シルバーがかかったのですが、興奮してビデオ撮影しながら釣りをしたためバラしました(昨日のエントリー)笑。

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その後キャストしたらビカビカのフレッシュなチャムサーモンに
バッドまで曲げられるパワーで翻弄されました。
その後にはちゃんとシルバーサーモンとも出会う事ができました!

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かかった瞬間から凶暴で華麗なファィトを繰り返し、
何度もジャンプして逃れようと暴れるのです。
今まで釣った魚の中でこれほどまでのファイトは初体験だったので、
釣り上げた時には冷静な僕も興奮して、メタリックに輝く80cm近いボディに魅了されました。
そして、引き上げる時刻まで仲間達と飽きる事無く釣り続けたのでした。
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by Lt_cahill | 2007-09-01 21:00 | ロシア釣行


過ぎて行く時間、とどめておけない一瞬を残したいから…。どんなに大きな魚を釣り上げても、どんなに美しい魚と巡り遇えても、終わりの無い旅…フライフィッシング。それは確かに難しい、だからこそ面白い。


by Lt_cahill

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