魚野川。戻りヤマメの季節
全国的に梅雨のまっただ中というのに
新潟県にはまとまった雨が降っていないのか
魚野川本流の流れは渇水していた。
先週末に所用があり新潟の実家に帰省してきたのですが、
行きは関越自動車道を走行しながら車の窓から魚野川を見るだけで通り過ぎ、
東京に帰る日曜日の午後。
もったいないので3時から6時まで本流でちょっとひと流しです。
この日も夏日で気温は30度を越えていて暑いのなんの、
川に立ちこむと一月前よりさらに減水しているのが気になります。
こんな時は酸素が豊富な荒瀬のポイントが過去の経験からも狙い目で、
そんな場所を探せばいいのですが日曜日の午後は
来週の鮎解禁前に釣りをする餌釣り師が多く見受けられました。
良さそうな初めてのポイントで釣り下ったのですが、
3投目でラインが飛びすぎて対岸の障害物に引っ掛かり
細いシューティングラインを引っ張るしかなくてタイプ3のパワーヘッドが
切れてしまいました。
その後ラインを交換して釣り下ったのですが
25〜30cmほどの成魚放流されたと思われるレインボーが一時間の間に
7尾ほど釣れたのですがムナビレが無かったり魚体が傷だらけで
写真を撮るのもかわいそうな魚達でした。
5時になって上流に移動してみると
地元の高校生くらいの少年達が何人か裸で川に飛び込んでヤスで魚を突いて遊んでいました。
時々、魚がいた!と大声が響いていましたが、
大物は手に出来た様子はなかったようです。
そんな光景を横目で見ながら生暖かい水温の本流にフライを流し込みます。
荒瀬から流れ出しへと下って行くとやっと大きな魚が
ブラックキングとシルバーマーチブラウンのドロッパーシステムに反応してくれました。
ランディングネットに収まったのはリードフライを銜えた
シルバーメタリックに輝いた戻りヤマメ38cm。
そう言えば昨年も8月に一尾釣り上げているので
もう戻りヤマメの季節に入ったようです。
多分、前回の大雨の時に上って来てこの深みのある大場所で次ぎの雨を待っていたのでしょう。
それにしても雨が降れば魚も動くでしょうからそんな時にまた出撃です。
by Lt_cahill
| 2009-07-07 19:30
| Fishing Report