奥日光の自然に癒された日。
新緑の日光宇都宮道路を駆け抜け、いろは坂を登って行くと中禅寺湖には
多くのアングラーが平日というのに立ちこんでいた。
一瞬湖の釣に引き込まれそうになるが、今日の目的地は湯川なのです。
湯川最上流部に到着すると標高が1400メートルを越えているので
新緑はこれからというところで、満開の桜が私の解禁に花を添えてくれていた。
まずは観光客の目線を感じながらも初めて湯滝のポイントに入った。
結んだのはウエットフライのオレンジパートリッジ。
何度か流れをトレースすると我慢しきれなくなったブルックトラウトが毛鉤をくわえてくれた。
平日とは言え、人気のある湯川はすでに何人かのアングラーがポイントごとに入り込んでいたので
下流へと向かい良さそうなポイントでキャストする。
湯川で釣をするのは今日が3回目。
まだまだ湯川初心者のわたしだが、いつものブルックとは違う引きでネットインした魚はホンマス。
太陽の光を反射する銀化した魚体が光り輝いていた。
小滝まで降りて行くとちょうど何かの流下が始まったのか
数尾のブルックがライズをしている。
まずはCDCピューパの18番をキャストしたのだが見に来るものの戻ってしまう。
ティペットを細くして20番のユスリカのアダルトパターンに結び変え、
ライズの時間間隔とフィーディングレーンを補足して
キャストすると水中からフライ目がけて飛び出してくれました。
ストマックを取ってみるとやはり極小のユスリカがびっしり、アントも入っていた。
今回一緒に釣に来た知来さんが誰かと話をしていたので
誰かな〜と思ったら熱帯JAZZ楽団のカルロス菅野さんでした。
その後小滝の上流部を釣り上がりますがドライの反応がイマイチ。
ここはという流れを見つけ何度もフライを流していると
フライに反応する魚がいたので、コカゲロウパターンを結び
慎重にトレースするとフライが引ったくられ、
今までに無い重さがロッドに伝わり、思わずデカイ!と叫んでいました。
ランディングしてみると尺ブルック!
模様も綺麗でヒレも大きく完璧な魚体。出来すぎです!
この魚を釣り上げて納竿。
十分満足することができた解禁日となりました。
by Lt_cahill
| 2011-05-22 00:08
| Fishing Report